愚かでいるほうがいい

めったに詩集なんて手にしない私ですが、本屋の店先で見つけたこの本。

文庫本の帯に書かれた“・・・睦まじくいるためには愚かでいるほうかいい・・・”の詞を読んで買ってしまいました。


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       祝 婚 歌


       二人が睦まじくいるためには
      愚かでいるほうがいい
      立派すぎないほうがいい
      立派すぎることは
      長持ちしないことだと気付いているほうがいい
      完璧をめざないほうがいい
      完璧なんて不自然なことだと
      うそぶいているほうがいい
      二人のどちらかが
      ふざけているほがいい
      ずっこけているほうがいい
      互いに非難することがあっても
      非難できる資格が自分にあったかどうか
      あとで
      疑わしくなるほうがいい
      正しいことを言う時は
      少しひかえめにするほうがいい
      正しいことを言う時は
      相手を傷つけやすいものだと
      気付いているほうがいい
     
      立派でありたいとか
      正しくありたいとかいう
      無理な緊張には
      色目を使わず
      ゆったり ゆたかに
      光を浴びているほうがいい
      健康で 風に吹かれながら 
      生きていることのなつかしさに
      ふと 胸が熱くなる
      そんな日があってもいい
      そして
      なぜ胸が熱くなるのか
      黙っていても
      二人にはわかるのであってほしい



読みながら“なるほどねぇ~”と思う箇所が太線でした。
“正論でモノをいうことは簡単!”とこの歳になってつくづく感じることですね。

この記事へのコメント

2012年04月10日 20:02
心に余裕を持ってのんびり行きましょう。
がつがつしないで、時々立ち止まりつつ進む。

桜が満開で気持ちの良い今日この頃です。
明日は雨!えぇ~
休養日にしようかな?

この詩をコピーして娘に送りました。
2012年04月10日 20:46
せっかく良い詩を載せてくださいましたが、太字の部分は私に一番欠けているところです。
でもこの歳まで、ず~っとやってきた生き方を、いまさら変える気はありません。
相手を傷つけるほど言わなければ、わからせられないことってある、と思います。

ごめんなさい、今回の記事の趣旨に反するようなコメントになってしまいました。
まだまだ私は修行が足りません。
2012年04月11日 10:52
さくらんぼさん おはようございます。
今日は雨・・・休養日ですか?。

本当に“余裕”って必要ですね。
何をするにも時間も体力も気力も・・・ギリギリの状況だと、つい慌ててしまって自分の不手際をタナに挙げて相手を責めるようなことを言ってしまいますね。

でもケンカしても一日の最後は笑って終われたら・・・いいですね。
2012年04月11日 11:20
カンツォーネさん こんにちは。

確かにきつく言わなければわかってもらえないってことはありますね。

太線の部分は私自身に対する戒めの言葉のように感じました。

10数年前、職場の同僚に『茶々さんは正論でモノをいうことが多いね!』って言われたときにハッとしました。

正論って時に逆効果なんですね。
今でも時々同じ経験をします。

人は簡単には変われない・・・となるとカンツォーネさんのように自分を貫いたほうが個性として理解されるのかもしれませんね。